あなたの股関節の痛みはヘルニアかも…|鶴ヶ峰整体院

こんにちは

突然ですがみなさんは

股関節の痛みやヘルニアと診断され

お悩みではありませんか??

 

この股関節の痛みとヘルニアには密接な関係があります!

股関節の動きが悪くなることでヘルニアを成長させ、

ヘルニアによって股関節の痛みを増加させてしまう!

そんな可能性が相互にあるのです!!

なぜ?一見関係ないように見える

腰のヘルニアと股関節が相互関係にあるのでしょうか?

そんななぜ?をこのブログではわかりやすく解決、解説していきたいと思います!

 

今回お伝えする内容は2つです!

  • なぜ?股関節の痛みがヘルニアへとなってしまうのか?
  • なぜ?ヘルニアが股関節痛みへとつながってしまうのか?

こちらの記事を読んでいただくことで

あなたが抱えるヘルニア、股関節痛の真相がわかります!

自分の状態の真実を知り、健康な身体を手に入れましょう!

目次

なぜ?股関節の痛みがヘルニアへとなってしまうのか??

股関節の痛みとヘルニアは一見それぞれ関係ないように見えますが

実は密接に関係しています!

ヘルニアとは髄核(椎間板)という背骨と背骨の間にあるものが背骨の後方にある脊柱管という神経の通っているトンネルに飛び出し神経を圧迫してしまうことによって起こると言われています!特に体を前に倒す時に後方へ飛び出しが強くなり症状が強くなると言われています!!(詳しくはこちら→ ヘルニアの真実

この説明だけ聞くとヘルニアは腰の骨や関節の問題だけで

起きてしまっていると思ってしまいます!

しかし、本当にそうなのでしょうか?

そもそも私たちは毎日、

靴下やズボンをはくときなど最低でも1日に1回は前屈みになると思います!

それなのになぜ?全ての人がヘルニアとならないのでしょうか??

 

その答えは簡単です!

体を前に倒す時に股関節も一緒に動いているからです!

股関節から前に倒れることで背骨自体が前に倒れずに前屈することができます!

そうすると前屈みになっても腰へのストレスがかからずにすむのです!

しかし、

この股関節の動きが何らかの影響で低下してしまうとかがむ角度を作るために腰自体が丸まらなければならなくなります。その動作が繰り返し行われることで背骨の間にある椎間板にストレスが加わっていきます。このストレスが限界を超えた時に後方のトンネルへと髄核が飛び出し神経を圧迫してしまうのです!

この圧迫している状態が画像で認められることでヘルニアと診断されるのです!!

 

このようなメカニズムで起きたヘルニアは

たとえ手術でヘルニアを除去したとしてもそもそもの原因である股関節の動きが改善されていなければ同じようにヘルニアを作り出してしまう可能性が高くなってしまい、繰り返しヘルニアの手術が必要になってしまうのです!!

つまり、股関節の痛みで股関節が動かなくなることで

背骨や椎間板にかかるストレスが増加してヘルニアへとなってしまうのです!

これこそが股関節の痛みがヘルニアを成長させてしまう真実になります!!

逆に言えば

股関節の動きを正常に保つことで背骨や椎間板へのストレスを軽減できるので

ヘルニアの予防そして改善が期待できるということです!!

ヘルニアという診断名に惑わされずに本当の自分の痛みやしびれの原因を知ることで

あなたのお悩みを解決でいる可能性が大いにあるのです!!

 

なぜ?ヘルニアが股関節の痛みへとつながってしまうのか?

先ほどお伝えしたこととは逆に

ヘルニア自体が股関節の痛みを引き起こしている可能性もあります!!

ヘルニアによる神経の圧迫・伸長では知覚異常や運動麻痺を引き起こしてしまいます。

そして、その知覚障害というのが痛み、しびれ、感覚の麻痺などと言ったものになります!神経が傷つくことで起きる症状は腰だけでなく他の場所へのしびれや機能障害としても現れることが特徴的です!

そしてそのその中の一つとして股関節の痛み、しびれというのが考えられるのです!

神経症状の詳しい詳細!

腰の背骨は5つあります。そしてそれぞれ背骨と背骨の間から神経が飛び出してそれぞれ違う場所の運動機能や感覚を支配しています!腰の背骨・神経は上からL1,L2,L3,L4,L5というように表現されます。

その中のL1という神経が障害を受けると

知覚異常として鼠径部(脚の付け根)付近、腸骨稜上方(骨盤の耳の部分)に現れます。

運動障害としては股関節を曲げる筋力の低下として神経症状が現れます!

そしてL2という神経が障害されてしまうと

知覚障害としてお尻の外側付近、大腿(もも)、膝の後面の外側に現れます。

運動障害としては股関節を曲げる筋力の低下として神経症状が現れます!

 

このように腰の神経の中でも上位の二つであるL1、L2の神経が障害されることで

股関節周囲の知覚障害や股関節を曲げる筋肉の運動障害を引き起こします!

そして、この状態の時に

腰の痛みを感じずに股関節だけの痛みがある場合があるのです。

つまり、ヘルニアの神経の圧迫によって

股関節の単体の痛みを引き起こしてしまうことがあるのです。

これがヘルニアが股関節の痛みにつながってしまう原因になります!

股関節の痛みだと思っていたものが実は

腰椎ヘルニアであったということも少なくないのです!!

あなたの股関節の痛みが腰のヘルニアからなのか

それとも股関節自体の問題なのかというのを

しっかりと鑑別して自分でケアをしたり、

治療を受けることが非常に重要になります!!

まとめ

1、股関節の痛みによって股関節自体の動きが悪くなることで

  腰自体の動きが増大してしまい、背骨や椎間板にかかる負担が大きくになり、

  その負担が限界を超えてしまう結果ヘルニアを成長させてしまうのです。

つまり、股関節の痛みがヘルニアへとつながってしまうのです!!

2、ヘルニアによって腰の神経、特に上位2つ(L1・L2)の神経を圧迫・伸長してしまう

  ことによりその神経症状として知覚異常や運動機能障害が股関節周囲に現れます。

  そして、この症状は腰の痛みを伴わずに股関節だけに出ることがあります!!

つまり、ヘルニアが股関節の痛みへとつながってしまうのです!!

  

そして、このことから言えることは

痛みがある場所だけに目を向けてしまうと

本当の痛みを引き起こしてしまっている原因を見逃してしまうということです!!

健康な身体を手に入れるためには

必ずしびれや痛みを引き起こしている原因を見つけ出し

取り除く必要があります!!

本当の原因を取り除いて繰り返さない健康な身体を手に入れましょう!!!

 

本日も長文を読んでいただきありがとうございました。

何かご質問などあればお気軽にコメントしてください!!

 

参考文献

末梢神経障害のメカニズム 初版第1刷 Beyond Manipulation 2018

末梢神経マニピュレーション 初版第1刷 科学新聞社 2010

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